トレードはシステマティックに

とかく感情的になりがちなトレードですが、いかに粛々と機械的に行えるかが鍵となってきます。
よりシステマティックにトレードしたいとの要請のもと、その一助になれば幸甚に存じます。

新戦略リリースに伴い、現在お申し込みが集中している状況でございます。
ご好評を賜り誠に恐縮ですが、ご提供に少々お時間を頂いております。
既にご連絡を頂いている方はお待たせ致しまして誠に申し訳ございません。
順次お手続きに入らせて頂いておりますのでご提供まで今しばらくお待ち下さいますようお願い申し上げます。

トレーディングで大事なのは、継続したパフォーマンスと安定したメンタルコントロール

巷間においては多くのトレーディングメソッドが溢れていますが、その中で継続性の本質を突いた投資戦略はどれだけあるでしょうか。

当戦略はマネージドフューチャーズ戦略の中でも、時代に応じて特に継続して利益を上げることのできるプロフェッショナル戦略を最新事情に合わせて厳選しています。

大震災後ようやく回復した1万円台を再び下回った日経平均株価。

バブル崩壊後の安値更新する原因にもなったリーマンショックから早3年が経とうとしていますが、世は再び金融危機にさらされています。

まさに時代は風雲急を告げています。

まだ本気で主要国のリセッションを心配している投資家は少数派でしょうが、これが逆にチャンスなのです。

ベアスターンズやリーマンブラザーズの破綻に端を発した金融危機は、民間の金融機関の破綻がテーマでしたが、今回の火種は日米欧国家そのもののソブリンリスクがはっきりと顕在化したことです。

各国の財政問題は待ったなしの状況の中、日本の政治はトップがころころと変わり財政政策の執行力に不安をぬぐえません。

金融緩和策を乱発した米国はジャパナイゼーションの時代へ。

喫緊の課題は財政問題の根本的な解決ですが、市場の注目は追加の金融緩和に集中。

QE2からQE3?

QE3の後は?

まさかQE4?

本当にそんなことを続けることができるでしょうか?

すでにあれだけ量的緩和を行って日本化する米国経済。

じわじわと迫るリセッション不安の波。

究極的にはその同じ不安の連鎖がこれまでも金融危機を巻き起こしてきたのですが、昔も今も相場はゼロサムゲームです。

負けている投資家がいれば逆に勝っている投資家がいます。

当戦略はその勝ち組に入るために培ってきたノウハウのいわば結晶。

刻々と世情は移り変わっておりますので、当然トレーディングの方法もそれぞれで最大の利益を上げる方法は異なってきます。

1980年代のバブル相場、
2003年から2005年にかけての株ブーム、
2005年の郵政解散
2008年のリーマンショック、その後の低ボラティリティ相場、
2011年のソブリンリスク

今求められるのは来るべき金融危機を前にボラティリティが上下する中でその不安を逆手に取った新時代のトレーディングメソッドです。

過去の実績をもとにした再現性が疑われるような投資法では長く続きません。

これからも勝ちに行く投資法が求められています。

それが時として大幅刷新でまったく新しい戦略であったり、追補であったりしますが、

巷に溢れる売買シグナルの配信や自動売買ソフトは玉石混淆。

そしてそのほとんどが一過性のもの。
出ては消えての繰り返しです。

ましてや時代の変遷、需給、世情を無視した一時期に偶々勝てたにすぎない通り一遍の手法やプログラムでは利益を上げ続けることはほとんどできないでしょう。

ではなぜ当戦略が長期的に安定したパフォーマンスを上げ続けることが出来るのでしょうか。

それは、他人に頼らず、自分自身が自己の責任で自信を持ってトレーディングできるルールを確立できるように導くものだからです。

本質が正しい投資スタイルが身についていれば、その後にどんな波乱の相場が到来しようとも、切り抜けることができるからです。

時代に合った戦略を正確に身につけられたユーザー様はそのほとんどがの方が安定した成績を挙げていらっしゃり、続々とご報告を頂いております。

資金量に個人差がありますゆえ、パフォーマンスは億単位から数十万円まで様々ですが、確実にいえることは最新の戦略を正しく理解すれば誰も退場せずに安定した成績が残せるという事実です。

おかげさまでとりわけ優秀な方のトラックレコードをご提供いただいたり、ランダムなモニター調査に基づく個別の行動ファイナンス分析を背景に当戦略は大幅な進化を遂げてきました。

それができるのも、魚(ロジック)を単に与えるのではなく、魚の釣り方(いかなる状況も打開できる投資行動力)をマスターしているからに他なりません。

資金量もメンタリティも十人十色です。

投資において、何よりも大事なのは自分自身に合ったルールをいち早く見つけることです。

目先の勝敗に一喜一憂することは無意味です。

今日たとえ大儲けできても、明日にそれより大損してしまってはいずれマーケットから退場することになるでしょう。

そうならないためには、何よりも投資の本質を学ぶことが重要なのです。

売買シグナル、リスクマネジメント、そしてメンタルコントロール。

これらを総合的に確立しない限り、継続したパフォーマンスは望むべくもありません。

その粋をご提供できるのが当戦略でもあります。

損切り下手と勝ち組

マーケットにおける勝敗をニ分する損切り=ロスカットですがどんな売買シグナルや戦略よりも重要なものです。

トレードを開始する前に予め損切りするポイントを決めておき、機械的にこれに遂行できるなら何の問題もありません。
ただ人間とは難しい生き物でなまじ高等生物であるがうゆえのサガといいましょうか、難しいことを色々と考えてしまうものですね。
NYダウ平均やS&P500で猿にトレードさせてもプロと同等かそれ以上の成績を残すのではないかという話がありますが、案外、正鵠を射た比喩かもしれません。
貴方が飼われている忠実な愛犬の方がスーパートレーダーの素質があるのかもしれません。

しかしトレードを始めたばかりのトレーダーは損切りが重要だということは理解できても、実際にその局面になると実行する勇気が出ないのです。

「もう少し待てば反転するのでは?」

少しでもマイナスになったらすぐに損切りしようと意気込んだものの、いざ含み損を抱えると、
「どうせすぐに戻るだろうからトントンになってから売ろう」
と勝手に長期投資にスタンス変更。

逆に利益がでた場合は、
「すぐにマイナスになってしまうかもしれない」
と小利で決済。

昔から人間はそうなのでしょうか。

もうすぐ終戦記念日です。
いつの時代も人間は立場を違えども同じことを繰り返しているように思います。

戦時中の大本営発表もそうですが、臭い物には蓋をし、原爆で絶望の業火に見舞われてようやく終戦を迎えたように。

負けはイヤだと塩漬けにし、とどめの大暴落でようやくロスカット。
なんだか似ていますね。

本質的に人間はそうなのかもしれません。

ただこのような思考回路ではとてもシンプルに機械的に判断なんて、できるはずはありません。
負けを認めたくないがために、掲示板やマーケット情報を徘徊し現状を正当化する様々な理由を探し、少しでも有利な情報があればそれを拠りどころに損切りを躊躇してしまう。
そのうち株価は更に下落し、もはや手の施しようがない状態に。
どうしようもない状況まで追い込まれてからようやく絶望的な思いで手仕舞ってみるや、一転して反転上昇。

このような思考停止状態では結果、大底で投げる羽目になってしまうものです。

笑えない話ですが、相場から退場するパターンの大半がこのケースでしょう。

チャートでたびたび形成するこの大底局面を世に言うセリングクライマックスといいますが、このような投資家の悲喜交々が織り成す相場現象は現在も尚、度々起こります。

だからこそ通じる戦略もあるのですが、まず精神的なものを克服しておかないとこの世界では生き残ることは難しいと思います。

トレード手法以前の問題として、損切り上手であることが前提です。

「裁量では損切りを徹底すること」
「裁量で駄目ならシステムトレードで強制的にロスカットすればOK」

一般によく言われていることです。
はい、その通り。

本来はそれで話は終了です。
これを鉄の意志で実行できる者が勝ち組になることができ、できない者が負け組となる。
それがゼロサムゲーム

ただこれではあまりにも身も蓋もありませんね。
それが実は真理なのですが、世の中すべての方が強固な精神力をもちあわせているわけではないでしょう。

裁量では実際に注文をクリックする手が動かなければ意味がありませんし、システムトレードも一度大きなドローダウンがあるとその後も盲目的に信じて継続できるでしょうか。

損切り下手と勝ち組?

次期リリース版はまさに損切りの重要性は十分に理解しつつもどうしてもロスカットに躊躇したり、突発的に大きな値動きがあると動揺してしまうという方でも勝ち組になることが可能であるように異なったアプローチができればいいですね。

相場の周期性

相場の日々の値動きを見ていますと、長期的にもまた短期的にも大底、天井の繰り返しに周期・関連性があります。
相場の波動理論として有名なものに「エリオット波動理論」やこれに用いられる「フィボナッチ級数」がありますが、現在でも個別株、通貨、商品先物と幅広く利用されています。
つまり多くの市場参加者が何らかの指標を頼りにトレードを行えばそこに周期性が生まれるのはいわば歴史の必然。

私が開発したバイアス理論もトレーダーの行動周期性をもとにしている点は共通しています。
歴史は繰り返す、とはよくいったもので、こと最近の値動きをみているとそれが顕著にわかります。
あれほどアナリストが強気していても、続かない。ちなみにこの数日は売りバイアスが続いておりましたが、現在の相場がそれを物語っています。
いくらコンピューターによるトレーディングが発展しても相場は人間が作り出す、という点は変わっていないということでしょうか。

本日から米国ではFOMCです。利下げはなく据え置き観測が大勢ですが、議長による恒例の振り回し発言次第では波乱含みの展開にも警戒要。オーバーナイトには十分なご配慮を。

それにしても原油価格の上昇には辟易しますね。
報道や世論も鬼気迫るものがあります。
とうもろこし価格の上昇はバイオ燃料絡みの実需があるにしても、原油は完全に投機マネーによるもの。供給は十分なのに実需ではなく先物取引への資金流入で必要以上に高騰しているだけです。
世界中にとって迷惑極まりないこの相場、買いで上昇している相場はいつかは必ず崩れるはず。
これもいわば歴史の必然。ただ単なるババ抜きで終わりそうもありません。
実需で上がっているものでなければ必ず反対売買があるはずですが、なかなか下げないところが今回の原油上昇の恐ろしいところです。

実需での上昇でなければどこかで仕掛け売りをしてほしいものですね。

順張りと逆張り、利食いと損切り

今年に入ってから特に顕著な傾向としては大口用のアルゴリズムトレード逆指値の普及で、節目を抜けても相場が一方向へ走らなくなっています。
最終的には順方向へ推移するにしてもその間何度も支持線や抵抗線をバウンドすることもしばしば。
順張り派もトレーリングストップで利を伸ばす際、場を見ているとやきもきするものです。

一方、逆張り派は特にこの数日の下落相場において反発を狙っている投資家も多いはずです。
大きく下げたりした時も、途中で一旦は行き過ぎ(下げ過ぎ)の修正があるはずですが、昔ほど一気に走ることも少ないため一発でリバウンドを取ろうとしても難しいのが現実です。

1日で300円走る日と100円以下しか動かない日、
それは引けてからでなければわかりません。

建てては投げ、投げては建てるのを繰り返し、大当たりがくればしっかりホールド。
走らない相場では、安易にホールドするよりも、細かく刻み、大きな波を待つ方が実戦的だといえるでしょう。
ブレイク戦略における利食いについても、50円値幅のレンジに対し50円のストップロスで80円を取りに行くのなら割りに合いますが、対象とするレンジが30円値幅のときに50円のストップロスはリスクが高いといえます。
狭い値幅の揉み合い時などは、通常よりもストップロスの値幅を小さくし一回のリスクは抑え、逆に機会を増やす・・・といったスタイルも時には有効でしょう。あくまで例外で、こんなときは「休むも相場」が基本ではありますが。

仮に10回中7回負けても残りの3回がそれまで負けを綺麗さっぱり水に流し大逆転勝利できるのがトレードの醍醐味であり、
当然逆に9回勝っても残りの1回の過ちですべてを吹き飛ばしてしまうリスクがあるのもトレードの恐ろしさです。
負けているトレーダーの大半がその逆のパターンをしていることになります。

利大損小の本質もそこにあるのですが、
結局重要なのは勝率ではなくリスク管理なのですから。

この数日は皆様スイングが好調のようです。
喜びのお声をお寄せ頂くのは大変嬉しいのですが、どうかリスク管理は万全に。結構勇猛果敢にトレードされていらっしゃる方もいらっしゃいますが、勝っている時こそ慎重に。
つねに「まさか」に備えた余裕をもったポジショニングが必要です。
調子が良い時こそ「有頂天是すなわち地獄なるべし」を銘記したいものです。

大言壮語する投資家が勝ち続けている例を私は知りません。

エントリポイントとロスカットポイント

今日の日経225は大幅に続落しました。
終日下値圏で推移しながら乱高下する動きでした。

それにしても13:28の出来高はすごいですね。

2007_10_17-2_20071017161942

結果が分かっていれば
シグナルも大方売りですので
今日は売りで放置プレー」ということになりますが、
そんなことは先が見えていないチャートでは分かりません。

また、どんな相場でも必ず売り方と買い方がおり、
ルール通りにトレードしているはずです。

そして売りでも買いでも儲かっているのです。

こまめにリバウンドが生じていますが大きく切り返している ところと、
すぐに再下降しているところ、

売り玉を粘ってよいところ、
早く利食うべきところ、

もし含み益状態ならもっと利を伸ばすためにホールドしてよいポイント、
もし含み損状態なら絶対すぐにカットしなければならないポイントが一目瞭然でした。

あなたのエントリポイント
イグジットポイントはどこでしょうか。

デイトレでエントリポイントも知らずに無闇に勘だけを頼りにトレードしても勝てるはずがありません
でもデイトレードを少し勉強した方なら分かるはずです。

超大幅ギャップ時のアルゴリズム

SQ週である今週の日経平均は週明けからいきなり波乱含み。
NYは今年6番目の下げ幅を記録
これを受け今朝の日経225先物は400円以上のギャップダウン
その後徐々に下げ幅縮小し戻りを試す展開が続いていますが、事態は意外に深刻な気がしますね。
米国の利下げムードを吹き飛ばす中、外国人の日本株保有比率の動向が注目されます。
数日後にはイスラム教で世に言うラマダン入り
メジャーSQを前にさらなる下値模索があるかどうか。

国内では閣僚の資金管理不祥事が相次いで耳に入り辟易するばかりですが、外国人投資家は政局不安を最も嫌がります
この数日で特に政権の弱体化が顕著に現れています。
ロイターの記者などにはどう写っているでしょう。
安倍総理のAPECなどでの発言に危機感を覚えるのは私だけでしょうか。

さて、このたびの大幅ギャップダウン、世界同時株安時の700円ほどではないにしろスキャルピングに特化すればチャンスは大いにあります。
寄り付きスキャルピングなど特に朝のトレード戦略は多くのご好評の声をお寄せ頂いておりますが、その中で補足の必要を感じたケースがあります。まさに今日のような日に適したものですが大幅ギャップ時の寄り付きアルゴリズムとして次期ヴァージョンアップの際に加筆補足させて頂きます。

ストップロス

ストップロスは正確に実行することが必要。

これを確実に行うことにより、パニックに陥り合理的な判断ができなくなることを防ぐことができるからです。

ストップロスという言葉は既にかなり浸透してきておりますが、実際その意味を正確に認識し実践している人は少ないのかも知れません。

これは損失回避の手仕舞い局面にも、また新規エントリのタイミングにも言えることです。

ストップロスは損失回避場面においては、
「○ティックほど不利な方向へ相場が動いたら損切りする」ということをポジションを持つ前に決めておきます。

これと同様にエントリの場合にも逆指値という形で
「いくらになったら買う」ということを予め決めておくことです。

このヴィジョンが明確でなく行きあたりばったりで裁量取引をすると大抵往復ピンタを食らいます。

裁量取引はあたかもシステムトレードの如く粛々と行います。

では、ストップロスをどのように置けばいいのか。
チャートその他の事象から、一定のレベルを超えてトレンドが転換する地点をきちんと認識した上、そこに逆指値を設定します。因みに個人的な経験でいえば、ストップロスを置くことでそれを超えて相場が逆行した場合、倍返し狙いのドテンをすると成功することが多いのです。

個人投資家が効率的に行える基本的なトレード方法というのはスキャルピングは別として、トレンドに乗ったポジションをとることです。

どこまで利を大きく伸ばすのか。どこまでで損を限定するのか。

利大損小を実現させるための判断方法。その原点は同じですね。

ストップロスの設定。

チャートを読むこと。

それらは市場センチメントを読むことです。
そうすれば自ずと答えが見えてきます。
相場が自分の思った方向と逆行した場合、無意味に叫んで机を叩くのではなく、一歩下がってチャートを見てみると答えが見つかり無駄なトレードが減るかもしれません。

心に余裕を持ったトレード。
この余裕がないうちはトレードをしてはいけません。

三空で始まった今日の日経平均は高値維持して引けています。 もうはまだなりとよくいいますが、抜けそうで抜けないもち合い相場が続いていますね。丁度トレンドラインの上部に接近中です。このまま逆張り派の戻り売りに押されてしまうのか、一気に踏み上げて新トレンド形成といくのか注目です。