歳暮のご挨拶 2013年

日経平均株価 アベノミクス相場で戦後4番目の上昇率を記録した2013年
日経平均株価 アベノミクス相場で戦後4番目の上昇率を記録した2013年
日経平均株価 2007年12月以来6年ぶりの高値更新
日経平均株価 2007年12月以来6年ぶりの高値更新
日経平均株価 10年来高値である2007年の18,320円台まであと2,000円と迫る
日経平均株価 10年来高値である2007年の18,320円台まであと2,000円と迫る

日経平均株価は年初からの上昇率が56.7%と記録的な株高の一年でした。

記録的な一年として近年記憶に新しいのはリーマン・ショックのあった2008年ですが、当時は今年以上の記録ずくめで下落率としては過去最大を記録していました。
上昇ではなく下落で地合いは正反対でしたが、今年と同じく6千円以上の値幅でした。
あのリーマン・ショックや日本の首相が毎年変わるようになってからは外国人投資家の売買がめっきり減り、この数年低迷がしばらく続きました。
それに伴って2003年から続いていた株ブームもすっかり下火になっていましたが、民主党政権終了とともに外国人投資家のマネー流入が急拡大。今年に入ってからはアベノミクスの波に乗り遅れまいとする個人投資家による投資ブームも再燃。

国内個人のやれやれ売りや、機関の売りをことごとく吸収し、外国人投資家による買いで株価は一気にリーマン・ショック前の水準に引き上げられました。
この56%の上昇率は戦後4番目に高い記録で朝鮮戦争時の1951年(118.3%)、1952年(62.9%)、田中角栄元首相の日本列島改造論ブームの1972年(91.9%)以来の大きさです。
さらに9日続伸は2009年7月以来、バブル崩壊後では最長タイ記録となっています。

まさに掉尾の一振という言葉がふさわしい歳暮となりました。
年初から一本調子に5千円以上も上昇したかと思えば、5月23日の大暴落で異次元緩和前の水準まで下げるなど乱高下もありましたので、身の丈にあわない小手先のレバレッジ優先の投資戦略はことごとく淘汰され、本物の投資戦略だけが生き残ったという点では深く大きな意義を見出せる1年だったといえます。

当戦略ユーザー様のにおかれましては、億単位の利益を上げていらっしゃる方が続出しており、日々お喜びのお声をお寄せいただいております。
市場心理の掌握、リスクマネジメント。
プログラム売買が発達してきた今日といえども相場というものを人間が操っている限り、相場における基本戦略は変わらないでしょう。

今後もより一層の充実を図るべく鋭意努めて参る所存です。
本年中は格別のご高配を賜りまして厚く御礼申し上げます。
一層のご愛顧を賜り深く感謝申し上げます。

良い御年をお迎え下さい。
末筆ながら来年も相変わらずのご愛顧を賜りたく、謹んで歳末のご挨拶を申し上げます。