MSCIリバランス 5月の需給

MSCIの定期見直しが日本時間で5月16日の早朝に発表される予定です。
この5月の定期見直しは年に最も大きな変更を伴うとされており、特に国のカテゴリー変更が最大の焦点です。
昨年まで見送りとされていた韓国や台湾がMSCI先進国指数入りする可能性が今回は高いと見られています。
仮に韓国や台湾がMSCIの先進国指数へ組み入れられた場合、先進国指数における日本株のウェイトが相対的に低下することから日本株への売り需要が発生します。
尚、実際のリバランス実施は5月31日の引け基準での実施となる予定です。
昨年は見送り決定後に日経225先物に逆に大きな買い需要が発生したことからヘッジファンドなどによる先回り売買に振り回されないように発表日前後のポジション調整には要注意です。