MSCI標準指数の銘柄入れ替えに伴って約970億円の資金流出売り需要

フランクフルトは小反落。動いているCMEのナスダック100、S&Pは小幅高水準で推移しています。
バイアスもシート通り強い傾向を示していますが、一方で今日の引けで東京市場ではMSCI標準指数の銘柄入れ替えに伴って約970億円の売り需要が見込まれています。
MSCI指数における日本株の割合は8.81%から8.72%に低下します。
全体圧力は、約970億円規模の予定。
また、自民・公明が週内にも内閣不信任案提出した場合、小沢氏が同調する姿勢を示唆。
月末最終日の31日の需給要因がどちらに振れるか、十分に確認して無理をせず冷静にチャンスを待ちましょう。

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MSCI、標準指数から日本株20銘柄を削除(新規組み入れなし)

MSCI、標準指数から日本株20銘柄を削除。
削除銘柄は以下の通り。新規組み入れはありません。

【削除銘柄】
キャノンMJ(8060)、DOWA(5714)、フジHD(4676)、阪急阪神(9042)、伊藤園(2593)、松井(8628)、三井金(5706)、ミツミ(6767)、日産化(4021)、日清紡HD(3105)、オービック(4684)、札幌北洋HD(8328)、サッポロHD(2501)、池田泉州HD(8714)、七十七(8341)、新光電工(6967)、トクヤマ(4043)、東京製鉄(5423)、東建物(8804)、ユニー(8270)

GSも中国株の”Over weight”を継続する一方で日本株については”Under weight”へ引き下げたと伝わっています。
中国のインフレ率は顕著なものとなっていますが、近いうちにピークに達する楽観的な見方のようです。