よくユーザーの方から「どこの証券会社が最もおすすめですか?」というご質問を受けます。
多くの方が株やFXからの転向者のようですが、結論としてはトレードスタイルや資金力により異なりますので一概に言えない部分もありますが、ポイントを整理しいくつかの証券会社を紹介していきたいと思います。
最近では一般的に株取引で有名なネットトレード証券(松井、イートレや楽天など)でもその機能が充実してきておりますが、やはり日経225をやるならデリバティブ専門の証券会社がベストだと思います。
代表的なのが「ひまわり証券」です。
因みにこの証券会社の発注システムは、
「HITs証券デリバティブ」&CFD取引「パワートレーダー」と呼ばれ、
前者には業界初といわれる日経225とTOPIXのサヤ取り専用機能「NT注文」、「クイックトレード」が追加されています。
まず、基本的にデイトレなら板情報をクリックするだけで注文できる機能があることが大前提です。この機能はデリバティブ専門の「ひまわり証券」、「ファンドネット証券」、「タイコム証券」などで当然のように採用されており、昨年来徐々に利便性も高くなり他証券会社にも普及しているようです。以前ひまわりは完全なる板発注ではなかったのですが、最近はより早い発注スピードを可能にする「クイックトレード」画面が追加されています。日々の進化は著しいものです。
チャート閲覧ソフトはCSK社のマーケットビューワーがひまわりにも提供されています。
あとは証拠金、ポジション枚数により各人異なるでしょう。
手数料は若干他の追随する証券に比べ依然として高めですが(笑)、特に大量の枚数を建てる方は、手数料上限(¥52,500)がある「ひまわり証券」がいいでしょう。
翌営業日に前営業日取引分において超過があればその分調整金としてキャッシュバックされます。
[手数料上限について]
例えば、5枚の日計り取引を9回行ったとすると本来手数料は、
¥1,890×5枚×9回=85,050ですが、上限の¥52,500を超えているので、
差額¥32,550が戻ってきます。
この場合は最近の安い証券で多い1,050円/枚とあまり変わらないのでメリットは薄いですが、もっと回数が多ければメリットは増すでしょう。
これで他の証券のようにせめて¥1,000/枚クラスになると最強だと思うんですが、いまだに基本料金が2,000円近いのが玉にキズであります。
他にひまわり証券のオンリーワン、証券CFD取引であれば、シカゴ(CME)日経225、シンガポール(SGX)日経225をはじめ他市場の株価指数先物を取り扱っているのも特筆すべき点です。
注文執行スピードは、取引所取引と同様なため、「パワートーダー」を見ながらHITsで大証日経225を取引できるなど一昔のプロの環境が整いつつあります。現状、海外ブローカーを通さずシカゴ、シンガポール、大証をつなぎながら日本で手軽に日経225を取引できるのはこの「ひまわり」だけです。
あとは対当が確認できるディーラー端末が個人にまで普及することですが、これはいつになることやら。