ただ買うだけで勝てていた一方的な相場からようやく本来の相場に戻った印象です。
当戦略システムも新規のお申し込みが集中しており、個人だけでなく国内外のプロップファーム所属のトレーダーからの引き合いも多いです。
先月の暴落で何のノウハウを持たず成功してきた投資家がふるい落とされてしまったのだと思われます。
ある意味これで勘に頼った行き当たりばったりの短期トレーダーの大半は淘汰されたかもしれません。
「こんなことならもっと先にこの戦略を購入しておけばよかった。」と、遠回りをされた挙句、結局当戦略しかないと相談に来られる方が多くいらっしゃいます。
しかし、資金がなくなってからご相談頂いても手遅れです。
まだ資金があるうちに準備を整えてください。
今は調整相場で丁度良いタイミングといえるでしょう。
ほぼ右肩上がりだった株価が乱高下相場に突入したのは、1143円安を記録した5月23日からです。
同日以降、1日の値動きは仕掛け的売買で500円を超えるのが日常茶飯事となりました。
乱高下の主役は海外のヘッジファンドなどの投機筋です。
ヘッジファンドは先物、現物を絡めてプログラムを駆使する超高速取引により利ザヤを稼いでいます。
長期的に上がるか下がるかは無関係にです。
このような相場でアマチュアが何の武器も持たずに短期トレードで勝つのは至難の業です。
もしその仕組みを教えてもらおうとする場合、何事も専門家に相談すれば相応な対価を支払う訳ですが、相談料なりノウハウ料を払うのは当然です。
それを無料で知りたいとか考える方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、金融に携わる者にとっては理解しがたいものがあります。
日本ではこのような情報は無料で仕入れたいと思ってる人がまだ多くいらっしゃるようです。
今回の暴落で資金を失った方の傾向を見るとこのようなタイプの方が実に多かったのが印象的でした。
ビジネスでいえば設備投資に相当する本当に大切な武器や戦術への投資を惜しんで、それ以上の授業料を結果マーケットに支払ってしまうという典型例といえるでしょう。
大企業の設備投資から一商店まで当然の概念である「損して得取れ」。
しかし投資となるとその発想がなくなるようです。不思議です。
これは日々のマーケットにも通じるものであり、リスクコントロール術もまた然りです。
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