前引け後に日銀が臨時金融政策決定会合を開催と発表されると後場から大幅上昇。
政府(というより某閣僚というべきでしょうが)からの圧力なのでしょうか、極めて異例であるまさかのタイミングでした。
量的緩和などの追加政策が検討される可能性を見越してか、シンガポールでも11時すぎ頃から急騰。
円相場は発表直後から一時87円台にまで急激な巻き戻しで円安方向に。
大証もランチタイムに大幅ギャップアップし後場はかなり強含みでしたが、16:30からの総裁会見では特筆すべき材料はありませんでした。
突発的な発表に市場は飛びついたようで、売り方のリスク回避が進んだだけだったようです。
ドバイ問題がまだ完全に払拭されていない中でのハプニングですが、そもそもの今回の同時株安の震源元であるドバイでは連休中のようですので、当の本人たちが市場に出てきたとき、まだどうなるか予断を許さない状況のようですね。忘れた頃に再燃しないとも限りません。