衆議院選挙は自民党の大勝利でマーケットも大いに活況。
当戦略は個人投資家がヘッジファンドのように機動的に利大損小のシステムで大きく利益を得ることを目指すものです。
このチャンスを是非活かして頂きたいと思います。
積極的に自民党を評価していないとか、せっかく自公で折角2/3を超える安定議席を獲得しても後から日本の選挙制度がどうとか消去法的に選ばれただけだとか、国内のネガティヴな報道が目立つのには違和感がありますが、ウォール街の反応は今も選挙前と変わっていません。
■3年前の自民惨敗の理由は?
2005年の郵政解散選挙で自民党に投票した人がなぜ2009年に自民党を見放したか、それは「郵政造反組の復党」から始まっています。
さらに麻生元総理のあの一言、「自分は郵政民営化に賛成ではなかった」。
これらの世論の流れを「有権者が小泉改革にNOを突きつけた」と一部のメディアが印象付けていましたが、実際はそうではなく、せっかく派閥政治や既得権を打ち壊した小泉改革を巻き戻したことにあると考えます。
小泉政権の後継者たちがいかに世論を読み誤っていったか、本当に今の自民党議員たちが自覚しているか若干不安ではありますが。
なぜ3年前に政権を失ったかを自覚して、安倍新政権には、民主党の国民の怒りをすくい上げ、毅然とした態度で国をリードして頂きたいと心から思います。