今週の日米の金融政策の行方がひとつの鍵となりそうです。
3/16(火) FOMC(連邦公開市場委員会) (日本時間明日未明)
3/17(水) 日銀金融政策決定会合(午後)
白川総裁会見は15:30予定
3/19(金) 米国メジャーSQ
NY市場が約2ヶ月ぶりの高値水準まで戻ってきています。
騰落レシオもかなり過熱感がありますが、取引終了にかけての戻しはかなり強引なものがありました。
下げても底堅いのは日米の金融政策への期待からでしょうか。
その拠り所となっている思惑が今週の金融政策イベントで左右されそうなムードです。
今回のFOMCでは政策金利据え置きの見通しがされていますが、市場が注目するのは長期にわたり超低金利政策を維持するかどうかですね。
また、国内では日銀の金融政策決定会合が控えています。追加の金融緩和政策が待たれているところにサプライズがあるかどうか。
なければ過熱感の中、ここまで思惑筋により下支えされていたものが、失望売りとなって一気にその拠り所を失うかもしれません。
さらに、先週末に波乱なく通過した国内メジャーSQですが、今週末には米国メジャーSQ(※1)が控えています。
仕掛け的な売買に振り回されないように要警戒。
短期回転の場合は特に今日のFOMCと為替の動きには要注目ですね。
FOMCは日本時間で明日未明3:15予定(※2)です。
※1.米国SQは毎月第三金曜日
※2.米国は昨日より夏時間(サマータイム:3月の第2日曜日から11月の第1日曜日)です。